2015年9月6日日曜日

9・5福島県民集会開催!

 
安積総合学習センターで開催された福島県民では、「真実を明らかに」というみんなの声で、東京第5検察審査会を動かすことができ、11人中8人以上の「起訴相当」を2回にわたって獲得することができた喜びを分かち合いました。
保田弁護士からは「裁判の意義」について、海渡弁護士からは審査会の審議経過の中で明らかにされた新たな証拠についての報告がありました。
最後に、「東電福島原発事故の刑事裁判を支援する会」(仮称)設立の呼びかけがありました。これから10年闘争とも言われる裁判の行方を見届け、応援するために、力を合わせていきましょう。
 
◆海渡弁護士の説明資料
海渡弁護士からは、開口一番「今までの説明は全部忘れてください」という宣言。
というのも、「起訴議決」を再度、しっかり、読み込んだところ、
【東電は津波対策を決めていた!! にも関わらず、方針転換して、先送りした】
【『起訴議決』は、政府事故調と検察の描いてきた構図を一変させた!!】

議決の最大のポイントは、「2007年12月時点で、東電は推本の長期評価を取り入れる方針を決め、2009年6月には耐震バックチェックを終える計画であった。にもかかわらず、2008年7月の武藤指示は、いったん決定されていた東電の社の方針を土木学会への検討依頼を口実に、全面転換し、早期に終えなくてはならないバックチェックを何年も先送りすることを意味していた!」これが決め手となり、起訴議決に至ったわけで、私たちは、だまされていたというのです。
これからの裁判の中で、さらに隠された事実が判明することでしょう。しっかり追い詰めてまいりましょう。
 
▽当日のパワーポイント
 
 
◆動画(UPLANさまより)