9月25日、東電株主代表訴訟の第20回口頭弁論が開かれました。法廷では、原告代理人(海渡 雄一弁護士、甫守 一樹弁護士)によって「平成20年7月末の方針変更が 福島第一原発事故を招いた」のプレゼンが行われました。
- 被告武藤らは、H20.7末までは本件津波クラスの大津波について実際に想定して対策しようとしていたのであり、予見可能性があったのは明らか。
- 被告らは当初H21.6までに津波対策工事を終わらせるつもりであり、耐震バックチェックの延期と本件事故との間には因果関係がある。
- 被告らは政府事故調をも騙して「東電社内では津波は重要問題ではなかった」等と認定させており、事故後も真実の隠ぺいを図っており、きわめて悪質である。
お昼休みに東京地裁前で、第一検察審査会に向けて激励行動を行いました。雨の中ですが、大勢の支援者が集まってくださり、事件の解明、公正な裁きを望む声をあげました。必ず、「起訴相当」の議決が出るように、上申書も届けました。
第一検察審査会上申書3(2015,9.25提出)