福島原発告訴団は、東京電力福島第一原子力発電所の事故により被害を受けた住民で構成し、原発事故を起こし被害を拡大させた責任者たちの刑事裁判を求めて2012年、福島地方検察庁へ告訴を行いました。検察庁が全員を不起訴とするも、市民からなる検察審査会は強制起訴を決定しました。2017年6月30日に初公判が開かれ、刑事裁判がスタートしました。
2015年10月7日水曜日
10.30 第一検察審査会激励行動&院内集会!
福島原発告訴団の「2015年告訴」は、東電と旧経産省保安院の津波対策担当者計5名を、業務上過失致死傷罪の疑いで東京第一検察審査会に申し立てしています。
9月25日には、政府事故調の調書が追加公開され、被疑者の一人、名倉安全審査官(当時)の調書が明らかになりました。調書では、津波対策が必要であると感じながら、東電に対し強く対策を求めなかったこと、氏名不詳の東電職員に「(原子)炉を止めることができるんですか」などと恫喝ともいえる発言を受けていたことなどが明らかになりました。
規制当局であり、「津波対策は不可避」とまで認識していながら先送りを続けてきた保安院、保安院を懐柔しつつより大きな津波試算を隠ぺいして、費用のために対策を撤回した東電の刑事責任は重く、必ず問われなければなりません。
10月30日は、東京第一検察審査会のみなさんが起訴相当の議決を出してくださるよう、 激励行動を行います。その後は院内集会も開催します。
どうぞご参加ください!
東京第一検察審査会激励行動&院内集会
2015年10月30日(金) 参加費無料
12:30~13:15 激励行動 東京地方裁判所前
14:00~15:30 院内集会 参議院議員会館 講堂
*福島からバスが出ます(片道・往復共に1500円)
・乗車場所・ご連絡先をお知らせください
行き…7:10福島駅西口発 ~ 8:10郡山教組会館発
帰り…16:00参議院議員会館前発
◆お問い合わせ◆
福島原発告訴団 080-5739-7279
メール:1fkokuso(アット)gmail.com(アット ⇒ @)
カンパ:振替口座 02260-9-118751 福島原発告訴団
チラシダウンロード(PDF・1MB)