原発事故後、政府が東電に対して地下遮蔽壁の構築の検討を指示していたにも関わらず、東電は費用などを理由に対策を先送り。さらに強度の弱いタンクを使用したため約300トンの汚染水が漏れ、監視体制の不備による発見の遅れが漏水量の増大を招きました。この問題を13年9月に刑事告発して以来、約2年の月日がかかりましたが、ついに事件として動き始めました。今後、検察がさらなる追及を行い幹部らを起訴するよう、声を高めてまいりましょう。
▲NHKニュースから |
◆書類送検された新旧役員32人
武藤栄、勝俣恒久、皷紀男、西沢俊夫、小森明生、清水正孝、藤原万喜夫、古谷昌伯、高橋彰、片岡和久、横田昌史、下河辺和彦、広瀬直己、相沢善吾、山口博、石崎芳行、嶋田隆、内藤義博、数土文夫、能見公一、小林喜光、樫谷隆夫、藤森義明、佐野敏弘、村松衛、新妻常正、武部俊郎、増田祐治、山崎剛、住吉克之、姉川尚史、壱岐素巳(敬称略)
◆報道
東電社長ら32人書類送検 県警、汚染水海洋流出の疑いで(福島民報)
汚染水漏れ東電を書類送検 新旧役員32人も、福島県警(福島民友)
汚染水流出 東京電力と幹部らを書類送検(NHK)
東電社長ら32人を書類送検 原発の汚染水流出問題(朝日新聞)
東日本大震災:福島第1原発事故 汚染水漏れ、東電書類送検へ 社長ら幹部32人も 県警(毎日新聞)
汚染水流出 東電役員ら書類送検 公害処罰法違反容疑(東京新聞)
汚染水問題、東電役員ら32人を書類送検 福島県警(産経新聞)
東電新旧経営陣32人書類送検=汚染水流出で市民団体告発-福島県警(時事通信)
福島県警、東電役員らを書類送検 汚染水流出で32人(47NEWS)