大飯原発の運転差し止め訴訟では、「人格権こそ最高の価値」「豊かな国土とそこに国民が根を下ろして生活していることが国富」「危険性が万が一でもあれば差止めが認められるのは当然」とする、感動の判決が出ました。実に素晴らしいことです。「命が大事」という当たり前の判決が出たことに、私たちは大きな勇気と希望をもらいました。この崇高な論理は、高裁でも覆せないものであると信じます。
さて私たち福島原発告訴団は、まさにその「人格権」の侵害を受けて立ち上がりました。私たちの生命、身体、精神及び生活に関する利益が、人災によって損なわれたのです。悲しみと怒りと絶望の中にある私たちの訴えが、司法に届かぬはずはありません。
6月4日(水)、私たちの声を届けるため、東京検察を人間の鎖でつなぐことになりました。その後、日比谷コンベンションホールに移動して集会をもちます。福島県からは貸し切りバスがご用意できました。3コース(いわき、中通り、会津)ありますので、みなさまふるってご参加ください!