書籍



フォーマット: Kindle版
ファイルサイズ: 584 KB
紙の本の長さ: 57 ページ相当
出版社: 金曜日
販売: Amazon Services International, Inc.
ASIN: B019RM8ZC6
『週刊金曜日』2015年9月18日号掲載の座談会記事「『新証拠』を掘り起こした議決書の本質は東電元幹部への有罪判決だ」に収録できなかった部分を全文掲載したもので、電子書籍版のみの発売となります。お値段は324円と、大変お求め安くなっています。

福島第一原発事故の刑事責任が、ついに裁判の場で問われることになりました。強制起訴されるのは、東京電力の勝俣恒久元会長(75歳)と、武藤栄元副社長(65歳)、武黒一郎元副社長(69歳)です。
未曾有の原発事故はなぜ起きたのか。その責任は誰にあるのか──。
東京電力幹部らを刑事告訴した福島原発告訴団の武藤類子団長、告訴団代理人の海渡雄一弁護士、刑事責任について事故当初より追い続けているルポライター明石昇二郎の3人が、強制起訴の意義と今後の見通しについて徹底的に話しあいました。
これから始まる刑事裁判の「ガイドブック」として、特に報道に携わる皆様にご活用いただけますと幸いです。

強制起訴: あばかれた東電元最高幹部の罪 [Kindle版]
(AMAZONのサイトにジャンプします)



「これでも罪を問えないのですか!福島原発告訴団50人の陳述書」の英訳版が電子書籍で出版されました!

形式:Kindle(キンドル。アマゾン社の電子書籍フォーマット)
英訳版書名:「FUKUSHIMA RADIATION: Will You Still Say No Crime Was Committed?」
出版:Complainants for Criminal Prosecution of the Fukushima Nuclear Disaster(福島原発告訴団)
翻訳者:Norma Field(ノーマ・フィールド シカゴ大学名誉教授)、 Matthew Mizenko(マシュー・ミゼンコ アーシナス大学准教授)
販売:Amazon Services International, Inc.
言語:英語
ASIN:B00XKIZRX4
価格:599円(日本語サイト)、$5(英語サイト)
Amazonのホームページから「Fukushima radiation」で検索してください。

*電子書籍(Kindle)を利用するには、専用端末を購入するか、パソコン・スマートフォン等でアプリ(無料)をインストールする必要があります。

英訳版推薦文
“Heartfelt and heart-wrenching, this book is a searing account of the full story of the ongoing nuclear disaster at Fukushima and how it affected, and continues to affect, thousands of lives. Each story in this collection—each personal detail of a husband or wife, a child or teacher, a family or worker—is not only profoundly compelling but serves as a call to arms for anyone who cares about the effects of nuclear power on human health and the global environment.”
 Kristen Iverson
この本は、今も、またこれからも大勢の人々に影響を及ぼし続ける原発事故に関する、胸を締め付けられる力強い証言の報告書です。ここにおさめられているひとつひとつの証言は、夫や妻、子供や教師、家族や労働者たちによるもので、読む人の心を深くつかむばかりでなく、原子力事故が健康や地球環境に悪影響を与えることを危惧している人たちを結集させ、立ち上がることを促すものとなっています。
 クリステン・アイヴァーソン(作家・大学教員)





国内史上最大の企業犯罪「福島原発事故」。
福島原発告訴団は2012年6月、東京電力の幹部や国の関係者ら33人の刑事責任を問う告訴・告発状を、福島地方検察庁に提出しました。原発事故で直接の被害を受けた「告訴人」として、告訴・告発状に名を連ねた福島県民の数は、県外に避難中の人も含め、1324人。史上最大規模の刑事告訴です。加えて第二告訴は全国に拡がり、合わせて14,716人が告訴・告発人となりました。
本書は、告訴・告発状に添えられて福島地検に提出された陳述書の中から50通を抜粋した正真正銘の「告発の書」です。

福島原発告訴団・編
株式会社金曜日・刊
定価800円+税

目次
  • まえがき----落合恵子
  • 第1章 福島原発告訴団の思い(7人のメッセージ)
  • 第2章 陳述書(50人)
  • 第3章 解説(明石昇二郎「裁かれる東京電力と原子力ムラ」)
  • あとがき----武藤類子
  • 資料 告訴団声明・歩み

<読者の声>
福島原発告訴団の本が届き、読みました。
そこに書かれているものは、怒りとか悲しみとかを超えています。

自然食レストランをしていた人が、お豆腐屋さんが、学校の先生が、普通の主婦の人やお子さんが、自分たちの生活がどう変わったかを、しっかりと書かれています。
みなさんが、自分のことを書かれるのは、すごいエネルギーが必要だったでしょう。

それでも、検察の人にわかってほしい、このことを伝えたい、自分と同じ経験はしてほしくない、こんな思いをする人を増やしたくない、責任をきちんと取らせようよ。
そして、もう原発辞めようよ。

ベトナムの戦争証跡博物館でみた写真と同じ、祈りや願いを感じました。
ぜひ、注文頂き、この本を読んでください。 
(大阪府/H・Wさん)