2015年11月26日木曜日

福島原発告訴団 12月の行動のお知らせ

【国の責任も問う! 東京検察審査会激励行動】

福島原発告訴団は、「東電と旧経産省保安院の津波対策担当者計5名」について、東京第一検察審査会に申立て(「2015年告訴」)を行い、現在、審査が行われています。
今年7月31日には、東京第五検察審査会から、東電元幹部3名について「起訴相当」の議決(「2012年告訴」)が出され、いよいよ福島原発事故の責任を問う、強制起訴による刑事裁判が開かれます。
「2015年告訴」の検察審査会への申立てについても、「起訴相当の議決」をしてくださるよう東京第一検察審査会への激励行動を行います!

今年最後の検審激励行動です。
起訴相当議決を求めて、声を上げましょう!


(日時)12月10日(木)12:00~13:00
(場所)東京地方裁判所前

*今回は院内集会はありません。
*福島発着のバスはありません。


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【福島地検前行動&県内集会】

2013年に、 法人としての東京電力と東電役員・元役員32名を公害罪で福島県警に告発(「汚染水告発」)した汚染水放出事件が書類送検されました。
福島地検が起訴することを求めます!


(日時)12月17日(木) 
       11:00  福島市 福島中央郵便局前の<森合緑地集合>
       11:30  福島地検に上申書提出

       13:00  集会 開会<福島市市民会館5階 501室>
          ・甫守弁護士による汚染水放出事件の上申書の解説
          ・これから始まる、刑事裁判の支援について 等
       14:00  閉会


【お知らせ】福島原発刑事訴訟支援団「1.30発足のつどい」開催決定!

「福島原発刑事訴訟支援団」来年早々発足します!
これからも引き続き、ご支援ください!

福島原発告訴団が2012年に1万4716人で行った告訴・告発事件は検察庁により二度にわたる不起訴処分を受けました。
しかし、東京第五検察審査会は二度にわたり起訴相当の議決。
被疑者、勝俣恒久、武黒一郎、武藤栄の3人は「強制起訴」になりました!
これから長い法廷闘争が始まります。
東電福島原発事故の真実と責任の所在を明らかにするこの裁判は原発社会に終止符を打つため、非常に重要な意義を持ちます。
本裁判の行方を見守り支えるために「支援団」を立ち上げます。
みなさま、お集まりください!


【呼びかけ人】
石丸小四郎、海渡雄一、鎌田慧、河合弘之、神田香織、佐藤和良、添田孝史、広瀬隆、満田夏花、水戸喜世子、武藤類子、保田行雄、(50音順)


(日時)2016年1月30日(土)開会14:00~16:30(開場13:30)
(会場)目黒区目黒二丁目4番36号(目黒駅から徒歩10分)
(参加費)無料

<主催>「福島原発刑事訴訟支援団」準備会
<連絡先>080-5739-7279(福島原発告訴団)





2015年11月5日木曜日

10.30第一検察審査会激励行動&院内集会を行いました。



東電と旧経産省保安院の津波対策担当者計5名を、業務上過失致死傷罪の疑いで東京第一検察審査会に申し立てた「2015年告訴」に対し、起訴相当の議決を出してくださるよう、 激励行動を行いました。
私たちから呼びかけたコールは3つ。
「検察審査会のみなさん がんばってください」
「原発事故の真相を 明らかにしてください」
「原発被害者を 見捨てないでください」
私たちの切なる願いが、検察審査会の委員たちに伝わり、原発事故の真相と責任の所在が、司法の場で明らかにされることを願います。


午後からは参議院議員会館に場所を移し、院内集会を開きました。
まずは、たんぽぽ舎副代表の山崎久隆さんの講演「政府事故調調書と強制起訴議決について」。津波の評価を、東電や保安院がいかに軽んじてきたか、その不誠実さを裁判で問えないはずはないという確証を得る内容でした。

山崎さんの講演資料:地震・津波は「予見可能」だったか。 

続いて、弁護団のニューフェイス、甫守一樹弁護士がご挨拶。「原発訴訟専任弁護士募集」に自ら名乗りを上げた36歳、仙台市出身。これからの活躍が大いに期待されます。
甫守さん、どうぞよろしくお願いいたします。


また、前日の10月29日に発足したばかりの、「避難の権利」を求める全国避難者の会から報告もありました。被害者たちはさまざまにつながりを持って、支えあって、難局を乗り切ってまいりましょう。

みなさま。これからも、温かいご支援をよろしくお願いいたします。