9月2日、田町の交通ビルで「東電元幹部刑事裁判が始まった! 9.2東京集会」が開催されました。集会では、海渡雄一弁護士が6月に開かれた初公判の内容や争点を、パワーポイントを使って詳しく説明。「このパワポのデータは共有します。誰でもデータを使って説明できるようになってください。『津波は防げなかったのだから、罪に問えないのだろう』という誤った印象操作をされていますが、実際はそうではなかったことを広めていきましょう」と呼びかけました。
裁判を通して明らかになった東電会議の様子を知るにつけ、私たちが長年騙されていたことを感じます。東電は、大津波の可能性を想定し、津波対策を取るべきだという認識があり、対策の計画もあったのに、ある時、ちゃぶ台返しをして計画をストップします。この判断の誤りが、あの過酷事故につながったことは明らかです。
東電旧経営陣の刑事責任を問い、真実を明らかにする裁判です。
必ず勝ち抜きましょう。支援団の仲間を増やしましょう。
◆資料
海渡雄一弁護士パワーポイントファイル(2.6MB)
海渡雄一弁護士パワーポイントをPDF化(3.9MB)
海渡雄一弁護士第1回公判報告PDF(1.7MB)
◆報道
原発事故 告訴グループが集会「裁判で真相解明の可能性」 (NHKオンライン)