6月4日12時、東京地裁前に700人を超える人々が集まり、東京検察審査会による『起訴相当』を求める訴えを行いました。先日の「大飯原発運転差し止め訴訟判決」に勇気付けられた私たちは、明るい日差しの中、東京地裁に向かってヒューマンチェーンとシュプレヒコール! 私たちの叫びは、必ず検察審査会のメンバーにも届くと信じています。
被害者の声を聞け!
検察に起訴を求めよ!
強制捜査を求めよ!
その後、武藤団長、保田弁護士ら代表者6人が東京地裁に入り、上申書を提出しました。「古川元晴氏の見解によっても、大飯原発訴訟差し止め判決によっても、私たちが審査を求める被疑者たちは刑事責任を負うべきである」「検察審査会でぜひ被害当事者の声を聴く機会が必要である」ことをお話し、適正かつ賢明な判断がなされるよう訴えました。
14時からは、日比谷コンベンションホールに移動して、「東京検察審査会は被害者の声を聞け! 福島原発告訴団・東京集会」が開催されました。会場はあっという間に満席になり、通路やステージ下にも参加者が着席する、ホットな集会になりました。
発言は、海渡弁護士、河合弁護士、保田弁護士、都路の渡辺ミヨ子さん、いわきから徳島に避難した小堀健太郎さん。
講演は、ピースデポの湯浅一郎さん。「汚染水漏洩と海の汚染」について詳細な報告をいただきました。
■資料 (湯浅一郎さん)テキスト 海の放射能汚染 (PDF)
スライド 海の放射能汚染 (PDF)
■動画(UPLAN)
■報道
「なぜ東電を強制捜査しないのか」 検察審査会を人間の鎖で包囲(田中龍作ジャーナル)