2017年12月から始まった「東京電力福島原発刑事訴訟 厳正な判決を求める署名」は、裁判と並行して計20回の提出におよび、4月24日の提出で総計50,984筆となりました。
これほどの被害を引き起こし、未だその傷跡を残すどころか広がり続けているこの原発事故の責任を、しっかり追及すべきだという全国の市民の声が、東京地裁永渕健一裁判長に届けられました。
判決は9月19日に下されます。
日本の司法が、 国策として進められ続けている原発政策に忖度することなく、独立の気概を持った判断ができるかもまた試されています。
福島原発告訴団は、東京電力福島第一原子力発電所の事故により被害を受けた住民で構成し、原発事故を起こし被害を拡大させた責任者たちの刑事裁判を求めて2012年、福島地方検察庁へ告訴を行いました。検察庁が全員を不起訴とするも、市民からなる検察審査会は強制起訴を決定しました。2017年6月30日に初公判が開かれ、刑事裁判がスタートしました。
2019年4月26日金曜日
2019年4月18日木曜日
検察調書が明らかにした新事実
東電原発事故の真実を伝えるサイト「Level7(原発報道・検証室)」で、添田孝史さんによる新記事「検察調書が明らかにした新事実」が公開されています。
福島原発告訴団の告訴・告発により、東電社員や原子力安全・保安院の職員らが検察に供述した調書が、東電株主代表訴訟の裁判の中で証拠として採用されています。
それをもとに添田さんが6つの項目を取り上げました。
・保安院室長が「政府事故調に嘘ついた」と告白
・東電、東北電力の津波報告書を書き換えさせる
・東電、日本原電の津波報告書にも圧力
・保安院も東電の「貞観隠し」に加担
・バックチェックの短縮、保安院首脳が指示
・溢水勉強会の詳細判明
事故調や公判でも明らかになっていない事実が含まれる衝撃的な内容です。
ぜひご覧ください!
東電株主代表訴訟では、勝俣、武藤、武黒を被告として取締役の責任追及をしています。その裁判の中で、刑事裁判の記録を取り寄せ、書証として提出しています。以下のリンクから「証拠説明書」をご覧いただくと、どのような書証が提出されたのか分かります。
東電株主代表訴訟ブログ
・大竹裁判長、交代へ&提出書面
・本日提出(陳述)書面等
福島原発告訴団の告訴・告発により、東電社員や原子力安全・保安院の職員らが検察に供述した調書が、東電株主代表訴訟の裁判の中で証拠として採用されています。
それをもとに添田さんが6つの項目を取り上げました。
・保安院室長が「政府事故調に嘘ついた」と告白
・東電、東北電力の津波報告書を書き換えさせる
・東電、日本原電の津波報告書にも圧力
・保安院も東電の「貞観隠し」に加担
・バックチェックの短縮、保安院首脳が指示
・溢水勉強会の詳細判明
事故調や公判でも明らかになっていない事実が含まれる衝撃的な内容です。
ぜひご覧ください!
Level7 「検察調書が明らかにした新事実」 |
東電株主代表訴訟では、勝俣、武藤、武黒を被告として取締役の責任追及をしています。その裁判の中で、刑事裁判の記録を取り寄せ、書証として提出しています。以下のリンクから「証拠説明書」をご覧いただくと、どのような書証が提出されたのか分かります。
東電株主代表訴訟ブログ
・大竹裁判長、交代へ&提出書面
・本日提出(陳述)書面等
登録:
投稿 (Atom)