福島原発告訴団は、東京電力福島第一原子力発電所の事故により被害を受けた住民で構成し、原発事故を起こし被害を拡大させた責任者たちの刑事裁判を求めて2012年、福島地方検察庁へ告訴を行いました。検察庁が全員を不起訴とするも、市民からなる検察審査会は強制起訴を決定しました。2017年6月30日に初公判が開かれ、刑事裁判がスタートしました。
2019年9月19日に東京地裁が下した全員無罪判決に対し、指定弁護士が控訴していましたが、今年の11月2日に控訴審の初公判が開かれるとの報道がありました。
一審で明らかになった数々の事実。これが無罪であるとは到底思えない納得のいかない判決について、東京高裁の法廷にて改めて審理されます。
東京高裁の裁判官がこの原発事故について正確な判断を下すためには、福島現地の現場検証は欠かせません。
東京高裁の裁判官に現地検証を求める署名も行っていますので、ぜひご協力ください!
署名はこちら