2013年6月30日日曜日

8月4日、告訴受理一周年企画に結集ください!

8月1日(木) 福島地検要請行動【福島地検】
8月4日(日) 強制捜査はまだか!!~告訴受理から1年を迎えて~【いわき市文化センター】
 
「われらゆるがず」をうたっている動画を発見。歌を覚えて、当日は一緒に歌いましょう♪
 
 
 

2013年6月6日木曜日

5・31集会 決議文、全国各事務局からの発言

 5・31集会の決議文ならびに全国の各事務局からの発言を公開します。
 

決 議 文

福島第一原発事故を引き起こし、おびただしい被害をもたらした政府・東京電力の責任を問うため、私たちが福島原発告訴団を結成してから1年が経過しました。この間、明らかになったことは、子どもたちの健康被害、除染の行きづまり、原発労働者の使い捨てであり、収束作業が今なお薄氷の上に立っているという事実です。

事態の根本的解決が求められているにもかかわらず、政治は経済優先の風潮の中で福島原発事故を風化させ、原発再稼働や輸出への動きを強めています。事故から2年経った今なお、16万人が故郷を思いながら帰ることもできず、新たな生活への展望を持つこともできません。

巨大な事故を引き起こした政府や企業が何の責任も問われなければ、法治国家としての土台は崩れ去り、日本社会の信頼は損なわれます。責任ある日本社会を構築するためには、企業、国の犯罪が正しく追及されることが必要です。

私たちが呼びかけた、厳正な捜査と起訴を求める署名は10万筆を超え、多くの人々がこの不正義に怒りを持っていることを示しました。4月27日の福島原発告訴団の総会では、この事故の責任を追及するためのあらゆる行動を続けていくことを、参加者の総意として確認しました。

 私たちの目標は、弱者を守らず切り捨てていく社会のあり方そのものを根源から問うこと、人間をはじめあらゆる生物・環境に被害を与えた者が正しく責任を追及される、新しい日本社会を作り出すことです。そのために私たちは、政府や企業の犯罪に苦しんでいるすべての人たちとつながって、ともに闘っていきたいと思います。
 この国に生きるひとりひとりが尊敬され大切にされる新しい価値観を、若い人々や子どもたちに残せるように、手を取り合い、立ち向かっていきましょう。

2013年 5月31日
「福島原発事故の厳正な捜査と起訴を求める大集会」参加者一同

全国事務局、福島からの発言








2013年6月1日土曜日

5・31 東京大集会、東京地検激励、東京電力要請行動報告

                                                                                                

2013年5月31日(金)13:30から、私たち福島原発告訴団は、福島原発事故の厳正な捜査と起訴を求めるために、日比谷野外音楽堂において、「福島の叫びを聞いてください!」をテーマに大集会を行いました。

 平日にも関わらず、全国各地から、1000人を超える参加者が集まり、熱気あふれる集会となりました。福島県内各地からの参加者7名がそれぞれの立場からの現状を叫びました。「被曝労働者の過酷な実態」、「復興策一色の政策への疑問」、「子どもの靴底に鉛を張ったり」、「外で遊べない子どもたちの様子」、「測定により、明らかになる被曝の実態」など、今も厳しい困難の中に生きる被害者としての思いを口々に語りました。

 続いて、全国からの叫びとして、広瀬隆さんをはじめ、全国のメンバーから、各地の被害実態や福島への連帯の言葉がありました。
 そして、「われらゆるがず」を参加者みんなで歌い、シュプレヒコールをあげて、東京地検の激励行動へと出かけました。

 東京地検前では、海渡雄一弁護士から、「この告訴の持つ意味」が語られ、佐藤和良副団長からの現状報告や福島からの参加者の「ぜひ、きちんと捜査をしてほしい!」という切なる訴えがありました。
 弁護士と代表が地検に入り、要請書と追加の署名を提出し、最終署名数は、108,763筆となりました。
 地検前には新たな参加も加わり、通りを超えた反対側の歩道も人で埋め尽くされました。「福島の叫びを聞け!」「地検は起訴せよ!」と書かれたプラカードを掲げて、気持ちを一つにして、東京地検に向けて、激励のシュプレヒコールを挙げました。

 続いて、東電に対する要請行動を行いました。手渡された要請書に対し、東電原子力センター所長は、「確かに受け取りました。所内に伝えます。後日回答します」とコメントしました。弁護団の保田弁護士は「東電が自ら、証拠資料を提出し、真実を明らかにせよ」と要請をしました。

最後に武藤類子団長が、参加者に対して長時間にわたる行動への感謝を述べ、「みなさんが私たちの力です。今後もつながっていきましょう」と話しました。福島のメンバーは3台のバスで帰路につき、各地からの参加者はそれを見送り、原発事故被害の甚大さと責任追及の必要性を改めて感じながら、それぞれの場所へと帰っていきました。
福島原発告訴団の結束の固さを確認できる集会、行動であったと思います。

みなさまのご協力とご参加、ありがとうございました。

また、当日の会場カンパは総額523,714円となりましたことをご報告させていただきますとともに、厚く御礼申し上げます。