第1検察審査会へは、6月18日に第5検察審査会へ提出した上申書と同様に、東電株主代表訴訟で明らかになった東電内部文書に「津波対策は不可避」との記載があり、津波対策の必要性を認識していた件等についての上申書を提出しました。
<東京第1検察審査会 上申書1>
上申の理由
(内容)
- 次々に東京電力と保安院の責任を裏付ける新証拠が明らかに.
- 東京電力幹部の犯罪を裏付ける決定的な証拠.
- この証拠は検察審査会の強制起訴決定を支える証拠であった可能性がある.
- 貞観の津波をめぐる保安院と東京電力の暗闘.
- 保安院幹部と東京電力のねじれた関係の全貌を明らかにする必要がある.
- 多くの被害者は被疑者らの起訴を切望している.
- 結論
第5検察審査会へは、IAEA(国際原子力機関)による福島原発事故レポート要約版から、東電元役員らの刑事責任を裏付けるものについて提出しました。
*注:IAEAレポートは、明らかな事実誤認(新耐震指針について)や評価の違い(推本の長期評価と土木学会手法の位置付け等)があり注意を要するが、告訴団が主張してきた事実を裏付ける根拠にもなっている。
<東京第5検察審査会 上申書6>
上申書の理由
(内容)
- NHKの報道
- 東京新聞の報道
- IAEAリポートの事故原因に関する評価の内容
- IAEAレポートの意義と結論
(1)IAEAレポートの意義
(2)結論
ダウンロード
第五検察審査会あて上申書