福島原発告訴団は、東京電力福島第一原子力発電所の事故により被害を受けた住民で構成し、原発事故を起こし被害を拡大させた責任者たちの刑事裁判を求めて2012年、福島地方検察庁へ告訴を行いました。検察庁が全員を不起訴とするも、市民からなる検察審査会は強制起訴を決定しました。2017年6月30日に初公判が開かれ、刑事裁判がスタートしました。
9月13日、検察官役の指定弁護士が、上告の理由を示した上告趣意書を提出しました。
提出後の記者会見で石田省三郎指定弁護士は、「最高裁では、我々の主張が認められると確信している」と述べました。
上告趣意書
上告趣意書の概要