2024年2月9日金曜日

東京集会「大手法律事務所に支配される最高裁!東電刑事裁判で改めて問われる司法の独立」

東電刑事裁判は、被告人の東電元幹部3名を無罪とする高裁判決が2023年1月に下され、現在最高裁に上告中です。

私たちはこの不当判決の破棄と、大法廷に回付しての審理が行われるよう求めています。

この刑事事件を担当する最高裁第二小法廷の草野耕一裁判官は、東京電力と密接な利害関係のある西村あさひ法律事務所の代表を務めていました。私たちは、公正な裁判のために草野耕一裁判官に対して、本件の審理への関与を「回避」するよう求める署名を集めています。

1月30日に、最高裁前で宣伝行動をし、署名を提出しました。

2月11日に「大手法律事務所に支配される最高裁!東電刑事裁判で改めて問われる司法の独立 東京集会」を行い、巨大法律事務所と最高裁、国と東電の癒着構造を明らかにしたジャーナリストの後藤秀典さんに講演していただきます。

福島第一原発事故は、多くの人々の生活、人生を壊し、事故から13年を経過しても国土を失わせたままの未曽有の事故です。被害者遺族と福島第一原発事故で命と生活を奪われた被害者・遺族のみなさんに恥じない厳正な審理がなされるように今年も行動していきます。ぜひ、ご参加、ご支援をお願いいたします。

 

大手法律事務所に支配される最高裁!
東電刑事裁判で改めて問われる司法の独立 東京集会

日時:2月11日(日)14:00~16:00(開場 13:30)
場所:東京ウィメンズプラザ ホール(最寄り駅:表参道駅)

 

内容:
福島原発刑事訴訟支援団団長 佐藤和良あいさつ
後藤秀典さんの講演『裁判所・東電・巨大法律事務所のつながりと原発裁判」
(ジャーナリスト。「クローズアップ現代」「BS1スペシャル」など報道・ドキュメンタリー番組を製作。「分断の果てに “原発事故避難者” は問いかける」で貧困ジャーナリズム賞受賞。『東京電力の変節ー最高裁・司法エリートとの 癒着と原発被災者攻撃』刊行。)
河合弘之弁護士の報告
参加費:無料