2012年11月17日土曜日

第二次告訴報告

15日、1万3262人分の告訴・告発状を福島地検に提出しました。告訴人は全47都道府県に広がり、6月提出の福島県民1324人分と合わせれば1万4586人もの人が、適切な捜査を求めて訴えるという、かつてない大規模告訴となりました。
ご参加いただいたみなさま、ご支援くださったみなさまに、心から感謝申し上げます。

 
 
この日、天気予報は「雨」となっておりましたが、私たちの熱い想いが雨雲を吹き飛ばし、秋晴れの空の下、250人が堂々のデモ行進を行いました。告訴状・委任状を詰めた段ボールは全部で10箱にもなり、女性たち10人が「段ボール行列」をして地検に運びこみました。私たちの代表7人が、地検内で告訴状を提出している間、残った参加者は駐車場でミニ集会。北海道から九州・沖縄まで、全国から駆けつけた代表たちが、各々に思いの丈を叫びました。
この時、地検の駐車場ではガイガーカウンターのアラームが鳴りっぱなし。福島に住む私たちはアラームの設定をかなり上げているのでなかなか鳴りませんが、他県からいらした方で、0.3マイクロSv/hの設定にされている方のアラームが延々と鳴り続けているのです。ここがいかに危険な地であるかを、改めて思い起こすことができました。
 
14時からは音楽堂小ホールに移動して報告集会です。会場に用意した席がすぐに満席になってしまい、着席できなかった方々は、隣の「働く婦人の家」に用意したサテライト会場へ移動していただくことになりました。集会は、関ジョニーさんの軽快な音楽でスタートしました。続いて団長、副団長、弁護士からの経過説明。全国10カ所の事務局からは、陳述書の朗読と現状報告があり、会場中が「原発を必ずなくそう。そのためにつながっていこう」という一つの想いで結ばれたように感じました。
 
同日15時から40分間、東京の司法記者クラブで記者会見も行いました。「13時に第二次告訴をいたしました」と事務局長の大賀が説明し、陳述書の代読も行いました。その後、河合弁護士が「1次1324人、2次13262人、これは史上最大規模の告訴告発です」と話し始め、この告訴の論点をもれなく語りました。司法記者クラブ加盟15社と、ふぇみん新聞さん他、フリーの方数人が取材とのこと。「捜査し起訴すべし!」という世論の高まりにつながることを願います。
 
■報道のリンク(リンクが切れてしまうこともあります。お早めにご覧ください)
■報告集会映像がYouTubeにアップされています。ご覧ください。

 
     
     

2012年11月15日木曜日

「福島原発告訴団第二次告訴」告訴声明

今日、私たちは、「福島原発事故の刑事責任を糾す」ため、
6月に立ち上がった1324人の福島の人々に続き、福島地方検察庁に告訴を行いました。

北は北海道、南は沖縄まで、全国から13262人が、
力をひとつに合わせ、怒りの声を上げました。

私たちは、原発事故により、故郷を離れなければならなかった者。
私たちは、変わってしまった故郷で、被曝しながら生きる者。
私たちは、隣人の苦しみを我がこととして苦しむ者。
そして私たちは、
経済や企業や国の名のもとに人々の犠牲を強いるこの国で繰り返される悲劇の歴史に、
終止符を打とうとする者たちです。

・この事故はどうして引き起こされたのか。
・そしてなぜ被害を拡大するようなことが行われたのか。
私たちは真相を究明し、今も続く原発事故の被害を食い止めなければなりません。
責任を負うべき人々が責任を負い、過ちを償うことができるよう、
民主主義社会のしくみを活かしていかなければなりません。

私たちは、深い憤りと悲しみの中から、
今回の告訴という行為の中に、未来への希望と、人と社会への信頼を見出します。

私たちはもう一度、その意味の深さを思い起こします。

・事故により引き裂かれた私たちが、再びつながり、力と尊厳を取り戻すこと。
・この国に生きるひとりひとりが大切にされず誰かの犠牲を強いる社会を変えること。
・これらを実現することで、子どもたちや若い人たち、未来世代の人たちへの責任を果たすこと。

声を出せない人々や生き物たちと共に在りながら、
決してバラバラにされず、つながりあうことを力とし、
怯むことなくこの事故の責任を問い続けていきます。

2012年11月15日 「福島原発告訴団」第二次告訴 告訴人一同

「本日の告訴・告発について」(資料)

2012年11月15日
福島原発告訴団、弁護団
 
1.本日、大月純子(告訴・告発人代表)ら13,262名の者は、福島地方検察庁検事正堺徹に対して、今回の 福島第一原子力発電所の大事故に関して、東京電力前会長勝俣恒久ら33名を業務上過失致死傷罪、公害罪及び 激発物破裂罪の被疑事実で、法人としての東京電力株式会社等を公害罪の被疑事実でそれぞれ刑事告訴・告発した。
 
2.告訴・告発人 福島原発告訴団 大月純子、白崎朝子、白崎一裕ら13,262人(告訴・告発人13,119人 告発人143人 合計13,262人)である。
これは、6月11日の武藤類子(代表)、石丸小四郎(副代表)、佐藤和良(副代表)ら1,324人の福島県民の告訴・告発に続くもので、福島県内だけでなく日本全国の者です。都道府県別は別紙の通り。
 
3.被告訴・告発人(合計33名)
(1)国 
経済産業省原子力安全保安院(3名)
  院長 寺坂信昭、 元院長 松永和夫、 同 広瀬研吉
原子力安全委員会  (7名)
  委員長  班目春樹
  前委員長 鈴木篤之
  委員   久木田豊
  同    久住静代
  同    小山田修
  同    代谷誠治
  専門委員 衣笠善博
原子力委員会 (1名)
  委員長  近藤駿介
文部科学省 (4名)
  坂東久美子 前文部科学省生涯学習政策局長
  山中伸一  前文部科学省初等中等教育局長
  合田隆史  前文部科学省科学技術政策局長
  布村幸彦  前文部科学省スポーツ・青少年局長
(2)放射線専門医 (3名)
  山下俊一  福島県放射線健康リスク管理アドバイザー福島県立医科大学副学長)
  神谷研二 福島県放射線健康リスク管理アドバイザー(福島県立医科大学副学長)
  高村 昇 福島県放射健康リスク管理アドバイザー(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科教授)
(3)東京電力取締役ら役員(15名)
東京電力の経営陣のトップとして安全対策をせずに原子力事業を推進した責任者
  勝俣恒久 取締役会長
  西澤俊夫 取締役社長
  清水正孝 前取締役社長
  相澤善吾 元常務取締役 取締役副社長、原子力立地本部長
  田村慈美 元取締役会長
  南直哉  元取締役社長
  荒木浩  元取締役会長
東京電力の原子力立地本部長ないし副本部長など東京電力の中で、職務上福島第一の安全対策をすすめる立場にあった役員ら
  皷紀男  取締役副社長・元原子力立地本部副本部長
  小森明生 常務取締役・元原子力立地本部副本部長
  藤原万喜夫 常任監査役・監査役会会長・元原子力立地本部副本部長
  武藤栄  元副社長・元原子力立地本部副本部長
  武黒一郎 元副社長・元原子力立地本部本部長
  服部拓也 元副社長・元原子力本部副本部長
  榎本聰明 元常務取締役・原子力本部本部長
  吉田昌郎 元執行役員、前東京電力福島第一原発所長
 
4.罪名
(1)
刑法第211条第1項前段業務上過失致死傷罪(告訴)
被告発人 26名
  (内訳)保安院(3名)、安全委(7名)、原子力委(1名)
東電役員(15名)
刑法第211条第1項前段業務上過失致傷罪(告発)
被告発人 26名
(内訳)保安院(3名)、安全委(7名)、原子力委(1名)
東電役員(15名)
(過失の内容)
第1 耐震設計指針改訂の際、具体的な津波対策を講じなかった。  
第2 津波対策が必要とされたのにこれを怠った。
第3 過酷事故対策を怠った(東京電力関係)
(2)刑法第211条第1項前段業務上過失致死傷罪(告訴、告発)
被告発人(12名)
(内訳)安全委(5名)、文科省(4名)、放射線専門医学者(3名)
(過失の内容)
スピーディーを公表せず、また生徒・学生の避難基準を改悪(20ミリシーベルト)し、安全宣言を繰り返して住民避難をさせず、又は遅らせた。
(3)人の健康に係る公害犯罪の処罰に関する法律「公害罪」及び、「激発物破裂罪」
公害罪法第3条第2項、業務上過失激発物破裂罪 刑法117条の2前段
東電役員ら15名
公害罪法第3条第2項、第4条
法人としての東京電力株式会社
 
5.告訴・告発の目的
本件事故によって住民被曝等の被害を与えた責任者の処罰を求めることにより、本件事故の真の原因(「原子力村」の構造的癒着)と責任の所在を明確化し、もって被害者の救済と真の復興を実現すること。
 
6.今後の予定
(1)署名などを集め地検に早期の捜査着手起訴を要請する。
(2)各専門家の協力を得て、研究を進め責任原因の解明等をすすめる。

本日、第二次告訴です!

本日、お日柄もよく(大安)、第二次告訴の運びとなりました。
団長・武藤類子よりみなさまにご挨拶申し上げます。

*****

みなさま

陽の光の中に、紅葉がもっとも美しい季節となりました。
11/15は『福島原発告訴団』第二次告訴日です。
全国から13262人が参加してくれました。
みなさまのおかげです。

スケジュールはご案内のとおり、
12:00  森合緑地集合 デモ
13:00  地検への告訴
14:00  音楽堂での報告集会です。
全国の各事務局のみなさまも参加してくださいます。

みなさまの参加をお待ちしています。

*地検は線量の高いところですので、子ども、妊婦のデモへの参加はお控えください。ご自身の参加も各自ご判断ください。
*風も強いようですので、放射線防護を各自お願い致します。
*デモの時にマスクを配ります。


*****

なお、本日のデモ、集会の模様は、IWJ-Fukushima で中継いただけることになりました。
ぜひご覧ください。拡散、及び、応援ツイートもよろしくお願いいたします。

デモ行進(12:00~)
http://www.ustream.tv/channel/iwj-fukushima2

報告集会(14:00~)
http://www.ustream.tv/channel/iwj-fukushima1




2012年11月1日木曜日

【速報】1万人突破!

11月1日現在で、告訴人が1万人を突破しました!

現在10849人です!
各地の事務局にはまだ続々と委任状が届いているそうなので、人数はまだまだ増えると思われます。
告訴人のみなさま、全国告訴団事務局のみなさま、支援者のみなさま、本当にありがとうございました。
1万人というこの数をバネに、さらに適正な捜査を福島地検にお願いしたいと思います。
11月15日の第二次告訴に、みなさま、ぜひお集まりください。

●追記
12086人になりました。(11月4日現在)

2012年10月23日火曜日

11月15日第二次告訴にお集まりください! (付帯情報もご覧を)

みなさま、たいへんお待たせしました。
第二次告訴の概要が決まりました。

チラシのPDFは、こちらからご覧ください ⇒ 11・15チラシ
11月15日正午、森合町緑地集合(福島市保健福祉センター前の広場)です。
そこから地方検察庁まで行進をし、代表者が第二次告訴を行います。
その後、福島市音楽堂へ移動し14時より報告集会(兼記者会見)を開催。全国10カ所の事務局の方々から、ホットな報告を頂戴することになっています。交流と連帯、これからの希望にあふれる場になるかと思います。
告訴人及び支援者のみなさま、11月15日は福島市にご参集ください。


*******************
☆福島市内の空間線量は、森合緑地は0.3~0.4μsv/h、地検へ行く途中の道は0.46~0.5μsv/h、地検の敷地内の駐車場は0.65μsv/hあります。所々には、もっと線量が高いところがあると思います。
デモへの参加は、ご自身の判断で、お願いいたします。

子どもさん、妊婦さんのデモ参加はご遠慮くださいますようお願いします。

福島に来られる際は、絶対にマスクをして、各自で被曝防護をしていただきますようお願いいたします。

冬は特に風が強く、チリやホコリに付着した放射能が、舞っています。
(デモの集合場所で、マスク配布もいたします)
*******************


2012年10月12日金曜日

告訴人受付け最終締切は10月31日に延長!

全国各地で告訴団の説明会が開催され、告訴人が続々増えています!

「東電、そして原発推進政策をすすめてきた者たちを、自分たちの手で告訴・告発することが、原発の再稼働を止め、国のエネルギー政策そのものを変える大きな力になるのだ」 その想いが大きく広がっています。

◆報道の一部

原発事故によって無用の被曝に晒されている、私たち全国民が被害者です。
今こそ、大規模告訴で事故責任を追及していこうじゃありませんか。

みなさん、どうぞ、未来を変えるお一人になってください!

最終締切は10月31日(水)必着です。
※延長はあくまで緊急措置です。当初の締切(10月15日)を目指して、告訴人となられるみなさまは、大至急お申し込みください(10月末までは書類を受け付けますが、ギリギリのお申し込みは、事務作業が繁忙を極めることが予想されます。何とぞ早急に書類を送ってください)。
尚、各事務局で事務処理上、多少締め切りが違う場合があります。
各事務局のみなさま、よろしくお願いいたします。

~お近くの告訴団事務局までお申し込みください~

***************

ちなみに、お子さんも告訴人になることができます。

●未就学児の場合 
     委任状の名前の欄に、以下のように書く。
     「○本○子(子どもの名前)押印 法定代理人親権者母 ○本○美(母の名前) 押印」
     または
     「○本○子(子どもの名前)押印 法定代理人親権者父 ○本○雄(父の名前) 押印」

●小学生以上の場合
     自筆で、委任状を書く。(押印を忘れずに)

*委任状は1人1枚です。子どもも1枚提出してください。
*未成年者は会費は必要ありません。
*陳述書は家族と連名でOKです。

2012年9月25日火曜日

福島原発告訴団全国集会に300人!


9月22日(土)いわき市文化センターで、福島原発告訴団の全国集会が開催され、全国からの来場者300人が参加しました。
集会後は、いわき市内をデモ行進し、原発事故の加害責任を訴えました。
ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。
これからも、共に手をつなぎ、力強く前に進んでいきましょう。

《集会アピール》
 おびただしい被害を出し、命を傷つけ、かけがえのない自然環境を破壊しながら、この未曾有の原発事故でなぜ誰も責任を問われないのか。

 こんなあからさまな不正義、不条理が目の前で起こっているのになんの手も打たれない日本は本当に法治国家なのか。

 当たり前の正義が通る社会にしたい_そんな思いから、2012年3月に生まれた福島原発告訴団は、1324人の告訴人を集め、6月11日に第1次告訴をしました。福島に住む者、県外への避難者の怒りと思いの詰まった陳述書は検察を動かし、8月1日、私たちの告訴が受理されるところまで来ました。私たちの運動のもたらした成果であると思います。

 しかし、第1次告訴の受理は私たちにとって通過点です。

 私たちは次の段階に進まなければなりません。

 全国から告訴人を集め、怒りは福島だけではない、全国が被害者であり、怒っているのだと示す必要があります。それは、この国に生きるひとりひとりが福島の思いを受け止めること、みんなが福島を孤立させることなく、その最も深刻な被害に対し、自分の問題として、豊かな想像力と行動力で立ち向かう決意を示すことでもあります。

 日本政府は、あらゆる戦争、あらゆる公害、あらゆる事故や企業犯罪で、ことごとく加害者・企業の側に立ち、最も苦しめられている被害者を切り捨てるための役割を果たしてきました。私たちの目標は、誰かを犠牲にして成り立つ社会を根源から問い、「犠牲のシステム」の歴史に終止符を打つことです。

 私たちは、小さな違いを乗り越え、政府や企業の犯罪に苦しんでいるすべての人たちと連帯し、この事故を引き起こした人たちにしっかりと責任を取らせたいと思います。

 この国に生きるひとりひとりが尊重され、大切にされる新しい価値観を若い人々や子どもたちに残せるように、手を取り合い、立ち向かっていきましょう。

                               2012.9.22
                  福島原発告訴団全国集会参加者一同
福島原発告訴団 全国集会 2012.9.22
福島原発告訴団全国集会に300人 (風のたより いわき市議会議員 佐藤かずよし)
福島原発告訴団全国集会いわき市に大結集! (郡山市議会議員 へびいし郁子のチャレンジ)


2012年9月22日土曜日

本日「福島原発告訴団全国集会」開催

本日9月22日(土)、いわき市文化センターにて、
福島原発告訴団の全国集会(午前中映画上映会)を開始しております。

「福島原発事故の責任を問う」私たちの気持ちを、一つに結集する大切な一日になります。みなさま、どうぞお集まりください。

午後1時半より、集会の方を開催します。
インターネットで、IWJ_FUKUSHIMA1ユーストリーム配信もご覧いただけます。
http://www.ustream.tv/channel/iwj-fukushima1 (中継および事後録画配信ページ)
 
チラシのPDFはこの画像をクリックください。

8月1日、福島地検は私たちの告訴状を受理し、東電経営陣らの刑事責任について、捜査を始めました。
また、11月の第2次告訴に向かって、全国各地での取り組みも進められています。
これから適正な捜査と立件が行われるよう、全国の皆さんと、意識と運動の共有をはかりたいと思います。
「福島原発の現状と危険性」及び「原子力ムラの犯罪性」を再確認し、告訴団弁護士とともに、検察の捜査を進捗させていくため、「これから私たちができること」を考えましょう。
■日時 22日(土) 13:30~16:30(13:00開場)
■入場 資料代500円
■会場 いわき市文化センター4階大会議室
     (いわき市平字堂根町1-4 ℡0246-22-5431)
■集会の内容
講演 『福島原発の現状と危険性』  たんぽぽ舎・山崎久隆さん
お話 保田行雄弁護士
    河合弘之弁護士
    海渡雄一弁護士
■主催 福島原発告訴団
■連絡先
メール:1fkokuso★gmail.com(★を@にかえてください)
TEL:080-5739-7279
FAX:0242-85-8006
同日開催
10:00~12:00  ドキュメンタリー映画 『主権在民』完成試写会
16:45~17:30  いわき市内デモ行進


■ドキュメンタリー映画『主権在民』完成試写会
映画「原発震災を問う人々」シリーズ最新作 フクシマから東海村へ
西山正啓監督/107分/2012年作品
昨年来、経産省前フクシマ村の動きと福島、東海村を何度も往復しながら取材を続けてきた。
東海村の村上達也村長は国に廃炉を要求している。その姿勢に共鳴する若い母親たちが議会に廃炉を求める署名・請願を行うなど脱原発への活発な取り組みを始めた。
6月11日福島では、「福島原発告訴団」が1324人の陳述書と告訴状を福島地検に提出した。
原発事故の原因究明と収束は未だならず。だが原発再稼働ありきの政府方針は変わらず。
3.11以降、この国の何が変わり、何が変わらないのか。
フクシマから東海村へ。主権在民の行使が始まる。
■9月22日(土)10~12時
■いわき市文化センター4階大会議室
■入場無料(カンパ歓迎)

2012年9月14日金曜日

全国告訴受付開始!(9月17日も更新)

全国告訴の受付も開始されました!
 (福島県民告訴(居住と避難)は、引き続き本部事務局で受付けています)

北海道事務局の受付が始まりました。
(北海道にお住まいの方)  
詳しくは「福島原発告訴団北海道事務局」のブログをご覧ください。
 http://taniyuriko.info/

*東北事務局の受付が始まりました。
(宮城、青森、岩手、山形、秋田にお住まいの方)
詳しくは「福島原発告訴団・東北」のブログをご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/kokusodan_tohoku/

*関東事務局の受付が始まりました。
(東京、千葉、神奈川、群馬、茨城、栃木、埼玉にお住まいの方)
詳しくは「福島原発告訴団・関東」のブログをご覧ください。
http://dainiji-fukusimagenpatsu-kokusodan.blogspot.jp/
フェイスブック「福島原発告訴団・関東」⇒ http://www.facebook.com/dainijikokusodan

甲信越事務局の受付が始まりました。
(山梨、長野、新潟にお住まいの方)
詳しくは「福島原発告訴団・甲信越」のブログをご覧ください。
http://genpatsukokusodan-kohshinetsu.blogspot.jp/

*静岡事務局の受付が始まりました。
(静岡にお住まいの方)
詳しくは「福島原発告訴団・静岡」のブログをご覧ください。
http://kokusoshizuoka.wordpress.com/

*中部事務局の受付が始まりました。
(愛知・岐阜・三重にお住まいの方)
詳しくは「福島原発告訴団・中部」のブログをご覧ください。
http://kokusochubu.wordpress.com/

*関西事務局の受付が始まりました。
(大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良・和歌山にお住まいの方)
詳しくは「福島原発告訴団・関西」のブログをご覧ください。
http://1fkokuso-kansai.blogspot.jp/

*北陸事務局の受付が始まりました。
(富山・石川・福井にお住まいの方)
詳しくは「福島原発告訴団・北陸」のブログをご覧ください。
http://kokusodan-h.haisai.me/

*中四国事務局の受付が始まりました。
岡山・鳥取・広島・島根・山口・香川・愛媛・徳島・高知にお住まいの方)
詳しくは「福島原発告訴団・中四国」のブログをご覧ください。
http://blogs.yahoo.co.jp/fukushima_kokuso_hiroshima

*九州事務局の受付が始まりました。
(沖縄・鹿児島・宮崎・熊本・長崎・佐賀・福岡・大分にお住まいの方)
詳しくは「福島原発告訴団・九州」のブログをご覧ください。
http://kokuso-kyushu.jimdo.com
フェイスブック「福島原発告訴団・九州」http://www.facebook.com/kokuso.kyushu
ツィッター@kokuso_kyushu

2012年9月3日月曜日

全国告訴へ向けた記者会見

9月3日記者会見が行われました。
http://ustre.am/uy8q
【Ch6】 福島原発告訴団記者会見
[日時]2012年9月3日(月) 15:00~
[場所] 参議院議員会館 102会議室
[出席]福島原発告訴団役員・弁護団・9支部事務局代表



■記者会見の模様
OurPlanet-TV http://t.co/LgfbpYGo

Youtube

2012年8月4日土曜日

告訴が受理されました!


福島原発告訴団の告訴が、8月1日受理されました。
そのことを受けて、急きょ県庁記者クラブで、武藤類子団長、他7名が記者会見を行いました。
以下に、その一問一答を要約して掲載いたします。
Q.今日の率直な感想と、今後どのような捜査を望むか。

今日の4時20分に、弁護士さんのところに福島地検の方から、今回の告訴を正式に受理したという連絡が入りました。受理されたことに関しては、とてもよかったと思っています。福島県民1324人が告訴したのですけれど、その声が届いたものと思っています。今回の1324人以外にも、声を出せなかった人、原発関連で亡くなった方々、被曝した子どもたちもいます。そうした声が届いたものと思っております。
これから捜査というものが始まるのですが、被告訴人たちの犯罪について、厳重な捜査をしていただきたいと思っています。国会や政府の事故調査委員会が事故の最終報告を出してきましたけれども、その中でも調べられなかった部分を、検察にきちんと捜査していただきたいと思っています。結局、事故調では、個人の責任がなかなか問えなかったのですが、私たちの告訴は33名の個人を対象としております。個人の事故に対する責任を、一つひとつ明らかにしていってほしいと心から思っております。

Q.被曝が傷害と認められるか、法的に立証が難しいといわれているが。

そのように新聞でもいわれていますが、私たちとしては、放射線が体を通過していくこと自体が傷害だと思っておりますので、そのことも一つの罪状になると思っております。業務上過失致死傷が認められない場合でも、公害犯罪処罰法というものを一つの罪状と考えておりますし、激発物破裂容疑という罪状も考えております。いろいろ多方面から事故に関しての、犯罪的な部分を推挙していきたいというふうに考えています。

Q.福島原発告訴団の告訴受理は、他の全国の原発関連訴訟に比べて比較的早く行われたように思うが、何が働いたと思うか。

被害者である告訴人が、1324人というたくさんの人数であったということが、一つのカギであったのではないかと思います。
東京地検の方でも、今日、その他の告訴が受理されたと聞いています。

Q.一気に動いたということですね。それは世論が?

それはあると思います。それといろいろな事故調査委員会で最終報告書が出たということもあると思います。

Q.告訴告発という住民からの声で検察が動いたわけだが、法的手続きをしたことでやっと動き始めたことに、不満はあるか。

これだけの事故を起こして、今までなぜ動かなかったのか、私たちもとても不思議です。不思議に思っていましたが、今回、私たちの告訴だけではないと思いますが、告訴が大きな意味をなして捜査が始まるということに関しては、やはり福島県の住民がみんなこのことに関して怒っているし、この責任の取らなさ加減というか、無責任さに非常に憤っている、そういうことがあると思います。それが今回の受理ということにつながったと思います。

Q.最後に改めて訴えたいことを。

告訴を受理されたということで、一歩前進したというふうに思っております。これから本当に適正な捜査がなされて、きちんと責任ある人たちの責任が問われていくことを願ってやみません。そのためには私たちが地検の行方を、きちんと見つめ続けていきたいと思っております。
福島県民のみならず、今度は第二次告訴というものを考えておりまして、全国展開で、全国国民が、責任をきちんと取ってほしいということを思っているという世論を、また高めていきたいと思います。

Q.第二次告訴はいつ頃に。

11月半ばの予定です。全国に8カ所の県外事務局を設置しているところです。他県エリアというものがほぼ決まってきました。8月半ばから正式に、県外告訴人の申し込みを受けることになります。

Q.どのくらいの規模で。

1万人規模くらいにしたいと考えております。

◆報道◆


2012年6月14日木曜日

福島原発告訴団~第一次告訴~【動画】


リンクのページでは、第一次告訴を記したブログ、報道、動画をご紹介しています。
報道のリンクは日数が経つと切れてしまう可能性があります。お早目にご覧ください。


2012年6月12日火曜日

6月11日告訴声明


「福島原発告訴団」告訴声明

2012年6月11日


今日、私たち1324人の福島県民は、福島地方検察庁に
「福島原発事故の責任を問う」告訴を行ないました。

事故により、日常を奪われ、
人権を踏みにじられた者たちが
力をひとつに合わせ、怒りの声を上げました。

告訴へと一歩踏み出すことはとても勇気のいることでした。
人を罪に問うことは、
私たち自身の生き方を問うことでもありました。

しかし、この意味は深いと思うのです。

・この国に生きるひとりひとりが大切にされず、
だれかの犠牲を強いる社会を問うこと

・事故により分断され、引き裂かれた私たちが
再びつながり、そして輪をひろげること

・傷つき、絶望の中にある被害者が
力と尊厳を取り戻すこと

それが、子どもたち、若い人々への責任を
果たすことだと思うのです。

声を出せない人々や生き物たちと共に在りながら、
世界を変えるのは私たちひとりひとり。

決してバラバラにされず、
つながりあうことを力とし、
怯むことなくこの事故の責任を問い続けていきます。



「福島原発告訴団」告訴人一同

福島地方検察庁へ告訴・告発状を提出


6月11日13時半、福島地方検察庁へ、私たち福島原発告訴団1324名による告訴・告発状を提出しました。






福島原発告訴団 御中
福島地方検察庁

預かり書

 本日、福島原発告訴団から東京電力福島第一原子力発電所に関する告訴・告発状(その1)(その2)について提出を受けたので預かります。


被告訴・被告発人目録

1.勝俣 恒久  東京電力株式会社 取締役会長
2.皷 紀男    東京電力株式会社 取締役副社長 福島原子力被災者支援対策本部長兼原子力・立地本部副本部長
3.西澤 俊夫 東京電力株式会社 取締役社長
4.相澤 善吾 東京電力株式会社 取締役副社長 原子力・立地本部長
5.小森 明生   東京電力株式会社 常務取締役原子力・立地本部副本部長兼
             福島第一安定化センター所長 
6.清水 正孝  東京電力株式会社 前・取締役社長
7.藤原 万喜夫 東京電力株式会社 常任監査役・監査役会会長
8.武藤 栄    東京電力株式会社 前・取締役副社長原子力・立地本部長
9.武黒 一郎   東京電力株式会社 元・取締役副社長原子力・立地本部長
10.田村 滋美   東京電力株式会社 元・取締役会長倫理担当
11.服部 拓也   東京電力株式会社 元・取締役副社長
12.南 直哉     東京電力株式会社 元・取締役社長・電気事業連合会会長
13.荒木 浩   東京電力株式会社 元・取締役会長・日本経済団体連合会副会長
14.榎本 聰明   東京電力株式会社 元・取締役副社長原子力本部長
15.吉田 昌郎   東京電力株式会社 元・原子力設備管理部長、前・第一原発所長

16.班目 春樹  原子力安全委員会委員長
17.久木田 豊  同委員長代理
18.久住 静代  同委員
19.小山田 修  同委員
20.代谷 誠治  同委員
21.鈴木 篤之  前・同委員会委員長(現・日本原子力研究開発機構理事長)

22.寺坂 信昭  原子力安全・保安院長
23.松永 和夫  元・同院長(現・経済産業省事務次官)
24.広瀬 研吉  元・同院長(現・内閣参与)

25.衣笠 善博  東京工業大学名誉教授(総合資源エネルギー調査会原子力安全・保安部会
               耐震・構造設計小委員 地震・津波・地質・地盤合同WGサブグループ「グループA」主査、
               総合資源エネルギー調査会原子力安全・保安部会耐震・構造設計小委員会
               地震・津波・地質・地盤合同WG委員)

26.近藤 駿介 原子力委員会委員長

27.板東 久美子  前・文部科学省生涯学習政策局長(現・同省高等教育局長)
28.山中 伸一 前・文部科学省初等中等教育局長(現・文部科学審議官)
29.合田 隆史  前・文部科学省科学技術政策局長(現・同省生涯学習政策局長)
30.布村 幸彦  前・文部科学省スポーツ・青少年局長(現・同省初等中等教育局長)

31.山下 俊一 福島県放射線健康リスク管理アドバイザー(福島県立医科大学
              副学長、日本甲状腺学会理事長)
32.神谷 研二 福島県放射線健康リスク管理アドバイザー(福島県立医科大学
              副学長、広島大学原爆放射線医科学研究所長)
33.高村 昇 福島県放射線健康リスク管理アドバイザー(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科教授)

2012年6月4日月曜日

6月11日第一次告訴です


福島原発告訴団の皆さま、ご支援くださっている皆さま
第1次の告訴人は1324名となりました。(6月3日締切り7日集計修正いたしました)
一人ひとりの声が聞こえて来ます。
6月11日福島地方検察庁へ、しっかりと届けます。

ご都合のつく方はぜひご参加ください!
告訴人以外の方もどうぞお出でください。
報道関係の皆さまもぜひ取材にお越しください。


▲当日使用する横断幕も完成しました!

『福島原発告訴団 第一次告訴』
■日程:6月11日(月)
■タイムテーブル
*12:30 福島市市民会館 第2ホール 集合
*13:00 福島地方検察庁へ全員で移動開始(徒歩)
*13:30 「告訴状提出」
*14:30 「記者会見」: 福島市市民会館第2ホール
*15:00 「告訴報告集会」開会:同会場
*16:15 閉会
  告訴状は当日お渡しになります。
  参加できない告訴人の方へは、後日発送いたします。


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福島市市民会館:福島県福島市霞町1‐52 電話:024-535-0111
* 福島交通:市内循環バス「附属小学校前」停留所より、徒歩1分
* 福島駅から、徒歩で20分
* 駐車場は120台ありますが、できるだけ公共交通をご利用くださいますよう、ご協力をお願いします。


※ 事前にお知らせしていた住所に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
福島市五老内町3-1(誤) ⇒ 福島市霞町1‐52(正)
当日、お間違えのないようお願い申し上げます。申し訳ありませんでした。


※  福島市の中でも、信夫山の麓の線量の高めのところであるため、お子さんの同伴はお控えになり、被曝防護にご注意ください。

IWJ_FUKUSHIMA1にて、UST中継をしてくださいます。
http://www.ustream.tv/channel/iwj-fukushima1 13時頃開始予定です。 

お問合せ:福島原発告訴団事務局
     TEL080-5739-7279 
          メール1fkokuso(アット)gmail.com (アットを@に替えて)
     〒963-4316 田村市船引町芦沢字小倉140-1 





告訴人会員の皆さま 委任状・陳述書の送付と、会費振込みをお早めにお願いします。
※送付宛て先:963-4316田村市船引町芦沢字小倉140-1福島原発告訴団
#振込み先・・・ゆうちょ銀行(通帳間は手数料なし)
          普通口座 記号18250 番号3658461(口座名)福島原発告訴団
      ・・・・・・他行から振込みの場合(手数料あり) 
          銀行名:ゆうちょ   店名:八二八 (ハチニハチ)店番:828
           預金種目:普通預金 口座番号:0365846 
#会費1口(1000円)以上を、お願いいたします。弁護団や印刷・発送・広報等の実費にあてます。ページタイトル「▶活動計画と会則」もご参照ください。
 
※用紙は「入会申込」からダウンロードできます。(事務局から発送もできます。至急お申し込みください。)



委任状・陳述書の記入・捺印などの注意事項は、ページタイトル「▶委任状・陳述書の提出」でご確認いただけます。

※陳述書の公開を了承された告訴人会員の方の陳述書を公開させていただきます。 ご参考ください。 (ページタイトル▶陳述書の記述例からも入れます。)
陳述書例1  陳述書例2(福島市)  陳述書例3(田村市)  陳述書例4(いわき市)  陳述書例5(いわき市)


福島原発告訴団事務局(何でもお問い合わせください)
メール:1fkokuso(
アットマーク)gmail.com

TEL:080-5739-7279 FAX:0242-85-8006