時々、小雨の降る中、福島駅前に40人くらいの方が集まり、集会をしました。7月20日の「海の日いわき集会」の時に、全国の方々から贈られたカラフルなバナーも広げました。参加者の中には、遠く兵庫や小田原、岩手の一関、仙台からもかけつけてくれた方もおられました。
岩手の一関からの参加者は、「ホットスポットの測定を行政にやらせたけれど、自分一人で騒いでいるようで、一般の人の関心は薄い…」とのこと。
◆提出した「福島県警上申書」はこちら。
Q.「昨年の10月に正式受理されてからもうすぐ、1年になるが、捜査状況はどうか?」
<いわき市から参加された織田千代さんのスピーチ全文>
いわき市は広い範囲で太平洋に面していて、
折にふれ、海岸に遊びに行ったり、景色を眺めに行ったり、勿論海の幸にも恵まれ、
皆お魚大好き、美味しいお魚をお客さんにふるまったり、他の地域に送ったりすることが、何より自慢の、本当に海に親しむ人々の集まりです。
そんな中2011年の311の震災では、津波被害という辛い経験をし、
そればかりか原発の事故で、海で暮らす人々は、思うように漁にもにも出られないと言うような、辛い試練を受け続けています
そればかりか原発の事故で、海で暮らす人々は、思うように漁にもにも出られないと言うような、辛い試練を受け続けています
今も、原発の収束は少しも進んでいないと私は感じているのですが、
汚染水はアンダーコントロールされたと言うコメントのもとに、
オリンピックを招致したアベ総理。
私にとって、あのオリンピック招致のスピーチの瞬間が汚染水問題の最初のショックといえるかもしれません。
しかし、残念なことに、その後何度かショックが襲ってきました。
6月の末には地下水バイパスを流すと言う計画が発表され、その後何度も実際に流され、
それは汚染水ではなく地下水のバイパスであるという、発表でしたが、
それは汚染水ではなく地下水のバイパスであるという、発表でしたが、
到底それを真に受けることができず、私達は心配でたまりませんでした。
これはもう声をあげないと、黙ってこのまま汚染水を流され続けるのはたまらないという気持ちがつのりました。
そんな気持ちの集まった結果、
7月21日の海の日にいわき市の海のそばにある三崎公園の
野外音楽堂で海の日アクションというものを行いました。
ここにいらっしゃる武藤類子さんをはじめ佐藤栄佐久前知事や、アクアマリンの安部館長、
ここにいらっしゃる武藤類子さんをはじめ佐藤栄佐久前知事や、アクアマリンの安部館長、
「いわき放射能測定室たらちね」で甲状腺の検診をしていただいている、医師の西尾正道さん、
同じく「たらちね」でボランティアスタッフで各地の砂浜の測定の協力をしている、
サーファーの小堀健太郎さんなどのゲストをお呼びしてのスピーチをいただきました。
また音楽やフラダンスなども盛り沢山に、
私たちは海をこんなにも愛している、私たちはこんなに海を守りたいんだ、
という気持ちを思い切りぶつけた、イベントを行いました。
本日使っていただいているバナーは、その際全国各地から送られたものの一部です。
海はつながっているのです。
イベントの最後には海風宣言というもの行いました
私たちは未来の子供たちのためにも美しい海を守りたい、
そしてそのために声を上げ続けて行きます!と言う宣言を、
小さい子供さんを持つお母さんたちが読みあげました。
その後原発のニュースとしてもっとショックな発表が最近なされています
地下水バイパスどころか、建屋のすぐ側からくみ上げた汚染水を海に流すがいいか?といういう東電の発表です。とんでもないことだと思います。
そしてそれ以上にいつもこのような説明を漁業関係者に向けてのみされているということ。私は本当に疑問を持っています。
私たち皆の命や未来につながる海を、何とか守りたいと願っている住民すべての思いを、東電や国はしっかり汲んで欲しいのです。
汚染水は
海に流す他に方法は無いのでしょうか。
海に流す他に方法は無いのでしょうか。
出来ることは全て試したのでしょうか。
自分たちの手に生えないのなら、一刻も早く、国内外の科学者やたくさんの技術者に助けを求めてでも汚染水を流さないと言う方法は取れないのでしょうか。
どうかどうか考えて欲しい。
海に汚染水を流さないで、もうこれ以上海を汚さないでほしいです。