2016年4月14日木曜日

「汚染水流出」不起訴処分で検審申し立て!


福島原発告訴団は、「東京電力が2013年に、大量の放射性物質を含んだ汚染水を、注意義務を怠って海に流出させたことは公害罪に当たる」として告発していましたが、3月29日、告発した32人全員が不起訴処分になりました。

その後、福島地検で担当検事から不起訴の理由説明を聞きましたが、到底、納得できるものではなく、32人のうち、嫌疑不十分だった勝俣恒久元会長や広瀬直己社長ら7人と東電に対象を絞って、4月13日、検察審査会に申し立てをしました。

福島地検は「汚染水が海に流出した物証がない」と主張し不起訴としましたが、東電が自ら「汚染水を海に流している」と認めているというのに、検察が「刑事責任を問えない」と判断するのは著しく不当なことではないでしょうか。

福島県民11人からなる検察審査会が、適正な判断を下してくれることを願っています。

この後、申立人の追加募集を行います。告6000人のみなさまには、お願いの文書が郵送されますので、ぜひ申立人の一人になってください。


FNNローカルニュースより
NHKローカル「はまなかあいづ」より

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福島検察審査会に申立、汚染水海洋放出事件(風のたよりー前いわき市議 佐藤かずよし)

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