2016年6月18日土曜日

6・22「東電汚染水問題」集会&デモ




福島原発告訴団は、東京電力が福島第一原発における汚染水対策を怠り、汚染水を海洋に放出した事件について、法人としての東電と新旧役員32人を公害犯罪処罰法違反の容疑で、2013年9月と12月に合わせて6000名以上による刑事告発を福島県警に対し行いました。その後、福島地検に書類送検され、2016年3月29日に、福島地検は全員を不起訴処分としたことを発表しました。
告訴団は、不起訴処分とされたうち、嫌疑不十分の7名と東京電力について、福島検察審査会に対し、4月と6月の二次にわたり、審査の申し立てを行いました。

原発事故から現在まで、汚染水に含まれる放射性物質は極めて大量であり、太平洋全体の汚染が懸念されるほどです。この汚染水の漏洩は、事故収束と汚染水管理の責任を負っている東京電力及びその責任者らが必要な初歩的な注意義務を怠り、無策のまま対策を先送りしたことによるものです。まさに公害犯罪処罰法違反の犯罪です。

集会では、2011年3月から東電記者会見に通い取材されてきた木野龍逸さんに、汚染水問題などについて詳しくお話しいただきます。
 

6月22日(水) 「東電 汚染水問題 集会&デモ」
*13:30~ 集会 (場所)福島市市民会館 第2ホール
         *講師:木野龍逸さん(フリーランスライター)
             2011年3月より、現在まで東電記者会見に通い続ける
         *弁護団からの報告 大河陽子弁護士

         *ノーマ・フィールドさん(シカゴ大学名誉教授)あいさつ
             告訴団ブックレット「これでも罪を問えないのですか」英訳者
*15:00~ デモ (コース)福島市市民会館~福島駅周辺