福島原発告訴団は、東京電力福島第一原子力発電所の事故により被害を受けた住民で構成し、原発事故を起こし被害を拡大させた責任者たちの刑事裁判を求めて2012年、福島地方検察庁へ告訴を行いました。検察庁が全員を不起訴とするも、市民からなる検察審査会は強制起訴を決定しました。2017年6月30日に初公判が開かれ、刑事裁判がスタートしました。
2015年1月13日火曜日
【速報】告訴・告発状を提出しました!
本日、福島原発告訴団の団長ら14名は東京地方検察庁に対し、東京電力福島第一原発事故に関して、東京電力関係者及び経産省原子力安全・保安院関係者ら9名を、業務上過失致死傷罪の被疑事実で告訴・告発しました。
被告訴・告発人
1.酒井俊朗……東京電力株式会社の福島第一原発の津波対策の検討実施に当たっていた者
2.高尾誠………同上
3.西村某………同上
4.森山善範……2008年~2009年当時,保安院原子力発電安全審査課長,
ついで保安院審議官,文科相大臣官房審議官,
保安院原子力災害対策官(併任),
(独)原子力安全基盤機構総括参事,
(独)日本原子力研究開発機構執行役,同理事(現在)
5.名倉繁樹……保安院原子力発電安全審査課審査官(当時),
原子力規制委員会安全審査官
6.野口哲男……保安院原子力発電安全審査課長(当時),
保安院主席統括安全審査官,(独)原子力安全基盤機構企画部長
7.原昭吾………保安院原子力安全広報課長 (実質的に人事権を有する) の立場にあった者(当時),
保安院関東東北産業保安監督部長,保安院原子力災害現地対策本部統括班
8.氏名不詳の原子力安全委員会の津波対策担当者
9.氏名不詳の電事連の津波対策担当者
告訴状はこちら↓
告訴・告発状ダウンロード(PDF)
*2015.1.14.10:30差し換えました。証拠資料一覧を含めました。目次のエラーを修正しました
記者会見資料↓
「本日の第2次告訴・告発(2015年告訴)について」(PDF)